ままごと草

（脚が長く見える写真？？）
このカテゴリのこれまでのリスト。「50項目の後半」との対照。
記事タイトルに（b-26）などの番号を追加しました。
このシリーズは、必ずしもテーマに最もふさわしい写真を使用したものではないという問題があります。1000枚予定のうち800枚を過ぎてから始めたものですから。

#26　肩幅は狭い　　→ 肩幅（b-26 31 32）
#27　肩の厚みがない　　→ 肩の厚み（b-27 28）
#28　なで肩　　→ （同上）
#29　胸板が薄い　　→ 胸板（b-29）
#30　寄せ集めなくてもバストがある　　→ 谷間（b-30）
#31　背中が狭い　　→ （前記#26）
#32　左右の肩甲骨が平らな感じ　　→ （前記#26）
#33　ウエストは肘の高さ　　→ ウエストは肘の高さ（b-33）
#34　力を入れても腹筋は出ない　　→ おなか（b-34 39）
#35　肋骨の幅より骨盤の幅が大きい　　→ Aライン（b-35）
#36　お尻が大きい　　→
#37　お尻は丸くゆったりしている。　　→
#38　首が（ふくらはぎより）細い　　→ 「首」から始める
#39　下腹部がふっくらしている　　→ （前記#34）
#40　二の腕(上腕)より肘から先(前腕)が細い　→ 腕がきれいに撮れたかも（b-40）
#41　手の甲の血管は目立たない　　→ 手作りの写真集
#42　腕には目立った体毛はない　　→
#43　指が細い（関節だけ太いということはない）　　→ 手が小さく撮れて、小さい手
#44　爪が細くタマゴ型　　→
#45　薬指が短い(人差し指と同じくらいの長さ)　　→ 手作りの写真集
#46　太ももが太い　　→ 脚 ひざのすぐ上
#47　ふくらはぎのすぐ上に2cm以上細いところはない　　→ ひざ丈（b-47） ふくらはぎと膝
#48　ひざがしらの骨はあまり出ていない　　→
#49　すね毛はかなり薄い　　→ 足もとに（b-49）
#50　まあまあ色白である　　→

38は新項目。
まだ記事で取り上げてない項目があります。

このカテゴリのそのほかの記事
標準体形イラスト
ガードルについて 鼠渓部
ひざとひざ、歩くとき
肩から背中 　背中
首が長いかどうか、
出尻でないようですが

これまでの写真の全部の一覧を作ったのですが、サムネイル800枚以上を一挙に表示するとサーバーへ負荷となりそうなので削除しました。

さて「ままごと草」は「手作りの写真集」のようなもの。
それで手の写真。
壁に手を押し当ててるところですが、目の高さなので血管が目立つこともありませんね。
中指を中心にみたとき（斜めで少し見づらいです）の、人差し指と薬指の長さが同じくらいです。男子は薬指が長く、女子は薬指が短い（人差指くらい）といわれますが、実は小指の長さや大きさの男女差のほうが大きいようなのです。

　

以前に描いた日本人女性の(標準)平均体形のイラストの、修正版を描き直しました。身長を縦1590ピクセルに描いたものを半分に縮小してあります。
各サイズのデータは、1992年のAIST社のデータです。項目数が最も多いので採用しましたが、不足分は他のデータを参考にしました。ほかと比べて、僅かですが高身長(159)で細身(H:89.8)の傾向があるかも。
（首が少し前に出ている感がありますが、男子図と重ねて比較のためにそうなった経緯があります）

自分の写真と重ね合わせてみました。ちゃんと正面を向いたのがないのですが、1993年のこの写真。身長が同じくらいになるようにサイズ調整しました。

こうして見ると、気にしていた肩幅やウエストは、ほぼ標準サイズなのですね。これには、びっくり。
違いが目立つのは、おへそから太ももまでの太さ。それだけ一般女子は太いということ。首の太さも違います。


大腿部の長さの違いについては、撮影アングルなどの問題だと思います。

ウエストの高さがほぼ一致してますが、写真のウエストは、このときだけテープで低めに作ったものです。肋骨のすぐ下の真横にガムテープを貼って、肉を後ろへ引っ張って細く見せるというやりかた。テープが写らないように正面を向いて撮ったわけですが、結果的に貴重な正面写真になりました。実際のウエストはもう少し高いです。一般女性もこれより高いと思います。ウエスト最細部の高さのデータがなかったので、イラストでは他社のデータを取り入れましたが、修正の必要があるかも？？

横向きのイラストでは、もう少し首が真っすぐ上に伸びたほうが良い姿勢だと思います。イラストの首は、少し前に出過ぎです。男子のイラストと重ね合わせて比較するために、そのように描きました。

男子の平均データによると、膝の周囲のサイズと、ふくらはぎ周囲のサイズが、ほぼ同じというのが多いです。
女子では、1〜2cm程度、ふくらはぎが細いようです。（立つ仕事の人などで、むくみのせいで細くないこともあるかも）。

ちなみに私、1.5cmくらい、ふくらはぎが細いです。
たぶん元々ふくらはぎの筋肉があまり発達しなかったためかもしれません。若いときからほとんど変わってないです。

60代男性では1.8cm細いというのがありました。筋肉の衰えによるものかもしれません。高齢男性は大腿部も細くなります。ひざだけ元のままということ。

女性は男子ほど極端な筋肉の衰えはないようで、それが長寿の理由なのだという説もあるようです。

（写真は雨の見晴らし台で）

９月の雨の日のばら
と同じ日の写真。
裾は、ひざ丈。つまり、ひざの皿が隠れる程度で、膝頭の少し下ですね。

膝頭の下で、ふくらはぎの上、少し細くなってる部分ですが、そこだけ細過ぎても、ふくらはぎだけぽっこり太く見えることになります。とくに膝丈のとき目立ちます。

膝のすぐ下のところの太さについてがテーマです。
ウエットスーツのメーカーには「膝下囲」という平均データがありまして、男子はふくらはぎのマイナス3cm、女子はマイナス2cm。1cmの違いですが、実際はもっと差がある（女子はマイナス1.5とか）かもしれません。
男子で、差が大きいのは、ふくらはぎの上の筋肉がが締まっているのでしょう。または、ふくらはぎの筋肉がよく発達しているか。
女子は、差が少ないので、なめらかな曲線のシルエットになります。

ちなみに自分で測ってみたらマイナス1.5cmで、差が小さく女子的です（ふくらはぎ35.5 その上34。ひざは37）。他の写真でもそのように女子的に見えると思います。なぜそうなったかわかりませんが、皮下脂肪はあまりないので、Ｏ脚が原因かもしれませんし、単にふくらはぎに筋肉がなくて差が小さいだけのことかもしれません。

47　ふくらはぎのすぐ上に2cm以上細いところはない　という項目について、でした。


「ふくらはぎが太いのは、歩き方が原因」という、健康関係の業者のコメントがありました、ありえないことではないかもしれません。
そのコメントによると、歩くときの重心が低い(ひざ曲げ歩き？)とか、肩が左右に揺れるような歩き方などが、ふくらはぎの筋肉が発達して太くなる原因になるそうです。
私の場合は、もともと筋肉がないせいもあって、そういう歩き方はしませんでしたね。

足のサイズについては、身長比では男女差はほとんどないようです。靴のサイズでもありますね。
足首やふくらはぎの太さは、身長比で女子は若干太めらしいです。男子は足首がよく締まってますし、女子は足のむくみなども原因の一つなのかも。
49　すね毛はかなり薄い という項目については、加齢とともに薄くなることもあるかも。

足もとを夕日が照らしている写真ですが、明るい部分が大きく太く見えるのは、人の目の錯覚というものなのでしょう。
背後に虹が見えたので、大きく撮ってみたのですが、虹は全然写らなくてトリミングしました。再び雨が降り出していました。

女性らしいAラインのワンピース。
UBとHの差が、15〜20cm以上、またはC(Chest)とHの差が、6〜10cm以上あれば、よく似合うと思います。
ちなみに私、ぎりぎりクリアしていますが、ぎりぎりでなくもっと余裕があればと思うこともあります。


パッド類の仕込み、女性ホルモン投与、というのでないお話となると、これも姿勢が大事ということでしょうか。
「女子ポーズ」ですね。

背骨を反らすと、内蔵やおなかの脂肪など、背骨より前にあるもの全部が縦に引っ張られて、長くなり、細くなります（くびれができます）。

腰幅については、骨盤は前傾（上半身もやや前傾）で、大腿部はやや後傾。それによって大腿部と骨盤部の角度が、着座のとき90度とすれば30〜40度くらいにはなります。着座のとき腰幅が何cmか増える人は、女子ポーズでその半分近くは増えるでしょう。
35　肋骨の幅より骨盤の幅が大きい というテーマでした。

他人の視線は実際には正面よりも斜め方向からのものが多いですから、「上半身やや前傾」の姿勢なら、後方斜めからは、背中からヒップまでの曲線が印象に残りやすいと思います。前方斜めからも同様で、おなかの形はあまり見えません。

からだのパーツについてのシリーズ。
今回は、背中からヒップについて。

この写真は、2015.12.14 の記事「UFOではないと思います」（廃止）のもので、写真に写った白い小さな物がUFOかどうかという他愛のない内容の記事でした。ヒップの高さが高めであることを少しだけ書きましたが、詳しく書き直しです。


背中の下のいちばん凹んでいるところは、写真では、ウエストとほぼ一致してると思います。
ヒップの頂点については、一般女子より高いです。
原因は脂肪肉が少ないためで、多ければ重さで下がるわけですね。

背中の凹み位置が低いうえに、ヒップも高いとなると、いかにも「小さいヒップ」という印象になります。背中の凹み位置をより上に見せるだけで、そういう印象は違うはず。
これも、姿勢を良くして、背骨がＳ字カーブを描くようになれば、背中からヒップのシルエットも良くなるのではと思います。

この写真(2000年)では、おなかのふくらみの中心位置も、高い感じです。

1つめの写真は、以前アップしたもの。もう1つは、同じ日のもので新規アップ。
今日のテーマは「おなか」。


39 下腹部がふっくらしている というテーマ。

1つめの写真の、鏡に写った横からの姿は、とても良い感じで撮れました（顔が入らないのが本当に残念）
おなかの感じも、まあまあ。
平均的な身長170の男子と身長158の女子では、ほとんどの採寸項目で女子が小さいのですが、臀囲と大腿囲はほぼ同サイズ、腹囲だけは女子が大というデータがあります。

2つめのように、腰をかがめると、おなかがふっくらしてきます。この写真の程度なら、女性的にも見え、見づらくはないのでしょう。腰はかがめてますが背筋は伸びてますからね。背骨までかがんでしまうと、実は腹筋の形が女子的でないことがわかってしまうのですが、その解説は省きます。

１つめの写真は、「薄い胸板」の項目でも使えますね。「ヒップアップする必要のないヒップ」にも使えそうなのですが、顔がないのが本当に残念です。

34 力を入れても腹筋は出ない というテーマについては、
http://hatopia.r.ribbon.to/mama/eid208.html の2つめの写真が、当時(1992)の写真屋さんのサービスプリントを見て、スリムなのに筋肉がぜんぜん感じられなかったのでした。フィルムスキャナした大きいこの画像では、ちょっと微妙です。現在のほうが皮下脂肪の張りがないので、腹筋らしい陰影が出ることがあります。写真ではストロボ発光で目立たなくなります。

今日の項目は、
33　ウエストは肘の高さ

画像の黄色いワンピースのウエストの縫い目と、肘とが、だいたい合ってますね。
（じつは米国製のワンピースで大きめ）



古い時代の写真や絵画では、男性のウエストも、おおむね肘の高さでした。ズボンもそのようにデザインされてました。スーツの上着は今でもそうですね。
1960年代以後、多くの男性のウエストが低くなったのは、新しい低いデザインのズボンに順応した結果なのでしょう。特定の近代スポーツで鍛えた人もそうなってたのでしょう。
ズボンのベルトを毎日ぎゅうぎゅう締めていると、締めてたところがいちばん細くなるというのが道理です。
男女とも、ベルトはぎゅうぎゅうしめるのは良くないと思います。

そうでなく男子は最初からウエストが低いのだと信じ込んでいる人が多いのかもしれませんね。それは間違いなんです。トランスさんでいろいろ研究熱心な人は多いのですが、低くなったウエストを、どう高く見せるかという工夫については、あまり拝見したことがないような気がします。