ままごと草

1993年1月。冬の田舎道で。
ある人から「きれいなんだから、もっといい場所で撮ったら？」といわれた一枚だったかも。
緑もないですし、ちょっと殺風景な印象はあります。
夕方の時分のストロボ撮影でした。いちばん綺麗に撮れる時間帯として記憶にインプット。
朝は顔のむくみが出るときがありましたから。

梅の木の手前に、大きな銀杏の木がありました。
この公園が開発されるずっと前の時代から、この場所にあったのではないかと思います。土地のヌシのような大きな木に見えました。
銀杏が芽吹くのは４月ごろでしょうか。
人物は、手がわりときれいに撮れたかもしれませんね。



★#追加　同じ日のもう一枚、逆光写真の補正済み、何の木でしょうね

梅の花の咲くころになると、少しだけ春らしくなって、
希望の光が見えてくるようで、最近は１年のプランを考えるのは梅の花が咲いてからですね。
人の人生でいえば、思春期と青春期の境めあたりのような……。むかしの物語では、お寺の稚児の名前で、梅若なんていうのも多かったです。秋夜長物語とか、隅田川とか。稚児といっても13歳から元服の１５歳ごろの物語です。
（写真の木は、3月初めのころなので、梅だと思うのですが・・・）

雪の降った散歩道に、赤い椿の花が、ぽたぽたと、落ちていました。
春の雪でしたね。1998年のこと。
木漏れ日が差していて、人物の右足の影が写っています。

2007年2月、朝はいつまでもお布団の中にいたいころ。某資料館。
少しピンボケの写真ですが、この日はピンボケや真っ暗な写真ばかりでした。


★#追加　同じ日のもう一枚、ピンボケでないほう

2月の写真、1999年。デジカメ初期の小さい画像です。
ガラスのドアの外から光が差し込んでいます。少し暖かそう。

遠景がかすんで見えていますが、逆光ぎみの暗い写真を、明るく調整したためと思います。
1/15「白っぽい冬」と同じ日で、垂れ目ぎみの一日でした。1996年2月撮影。